試験3日目

試験3日目の今日は「解剖生理学[かいぼうせいりがく]」。いかにも「難しそう!」って感じだけど、なんてことはない。内容は日本の中学校で習うこととそれほど大差[たいさ]ないです。

試験開始5分後・・・
カンニング発覚[はっかく]!!
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
と言っても、バレたのはわたしではありませんw
インドの女子学生。どうやら手首のあたりに何か書いていたようだ。おばあちゃん試験官がすごい勢[いきお]いで怒[おこ]り出してその女子学生を外に連[つ]れ出してました。連行[れんこう]。感心してしまうのは、そのインドの女子学生も大声[おおごえ]で反論していたこと。強いなぁ。

消化器系[しょうかきけい]の不調に効果のあるアーサナを答えよ、という問題で答えを思い出せない。すっごく基本的なアーサナでもう何百回とやってるアーサナなのに。椅子[いす]に座った状態でそのアーサナを再現してみたんだけど思い出せない。思い出せないアーサナが「シルシアーサナ(逆立[さかだ]ちのポーズ)」でなくてよかった。

ある種の衝動[しょうどう]がわたしの消化器系の末端[まったん]部分を襲[おそ]ってきたので、トイレに行くことにした。ちょうど試験に飽[あ]きてきたのもあって。
前回にもトイレに行って、暇[ひま]つぶしをしてたら他の男子インド学生もトイレにやって来た。男子トイレの個室は1つしかないので、そのインド学生がノックする。「どれくらいで出る?」って聞かれたので、「二日後」と答えた。その二日後、またトイレ。もし今度「いつ出る?」って聞かれたら、「一年後」と答えようとスタンバってたけど誰も来ないのでもうトイレから出ることにした。

トイレ出たらインド学生がトイレにやってきた。思い出せないアーサナを聞こうと「これ何だっけ?」って体を捻[ねじ]りながら聞いたら、彼も「う〜ん」って唸[うな]って答えられない。ふたりとも本番に弱いみたいだ。たしかに弱そうな顔をしている(偏見[へんけん])。