郵便局でひまつぶし 鰻屋さんでひつまぶし

日本に荷物を送る用事があったので、郵便局に行ってきました。郵便局は大学のすぐ隣にあります。一ヶ月ほど前にお願いされていた荷物ですが、今日やっと発送できました。インドから荷物を送るときは、荷物を布で覆[おお]い、糸で縫[ぬ]って梱包[こんぽう]しないといけないみたいです。そうしないと途中で誰かが勝手に開けるおそれがあるそうです。きっと、何が入っているのか見たくて我慢できない好奇心旺盛[こうきしんおうせい]な人がいるのでしょう。

大学の書店で二日前に梱包を依頼し、昨日引き取きとりました。その場で荷物の表面に住所を書いて、郵便局に持ち込みました。うっかりしていて、宛先を漢字で書いてしまい、局員に「読めないよ」とつっこまれました。書き直したら、「名前と住所の順番が違う」、「都市名が抜けている」と色々指摘され、言われるがまま書き足していったら、荷物の宛先を書いた面が文字でぐちゃぐちゃになってしまいました。とほほ。

ぐちゃぐちゃになったけど、これでやっと送れる状態になりました。そしたら局員が「いま停電中でパソコン使えないから3時間後にまた来て」って。部屋に戻って昼寝したらうっかり寝過ごしてしまい、この日は送れませんでした。

今日、郵便局に行ったら、局員が食事中でした。「そこの椅子に座って待ってなさい」と言われたので、ぼーっとしながら待ってました。通常は窓口で職員とやりとりします。でも、カウンターに防犯のためと思われる金網[かなあみ]の柵[さく]があって、荷物を渡しにくいので裏口から中に入らせてもらっています。それで、局員がご飯を食べている間、横で暇[ひま]をつぶしてました。写真はそのときのものです。



客を待たせていてもまったくお構いなしの様子です。待たされている方(わたし)もまったく気になりません。とてものんびりした職場で、居心地[いごこち]が良かったです。いまの日本ではもうこんなゆったりした空間はないかもしれない。日本社会が失ってしまった大切な何かがここにはあるのではいだろうか、などと批評家[ひひょうか]っぽいことを考えてしまいました。

というわけで、発送に3日かかってしまいました。